2012年03月13日
雪の中に栄える登波離橋

今朝、町の看板屋さんが雪の中に現れる天空の
「登波離橋」を撮影。こちらへ寄せて頂きました。
登波離橋は、県道51号池田1丁目信号機を県道275号へ東へ入り、
Y字の分岐で右側へ進み、その後は道なりに山中を進むと登波離橋に辿り着きます。
真っ白な雪景色の中に目立つ朱色の登波離橋。
なんだかとても、幻想的ですね。
暖かくなると登波離橋からは、360度新緑に包まれ、
北アルプスやもうしばらく行くと、数千本とも1万本とも言われる、
山桜が山腹のあちこちに自生してている桜仙峡に辿りつきます♪
「登波離橋伝説」
鎌倉時代、白駒城主樋口行時には正室のふじと、側室のきよがいました、
きよはふじを亡き者にしようと企て花見の宴を模様すが、ふじはこれを見抜き、
きよの袂と自分の袂を十針縫い合わせました。宴の帰りにきよはふじを橋の上から突き落とし、
二人とも谷に落ちて亡くなってしまいました。行時はこれを悲しみ、名を行知法師と改め
二人の冥福を祈ったといいます。
それ以降この谷に一身二頭の蛇が現れ、1本の根に2本の幹をもつ松が
生えるようになったと言われています。
登波離橋近くに「二本松」が生えていましたが、
今は松食い虫に犯され、伐採されて無くなっています。
春になると、ちょうどトップ画像のような風景に出会えます

是非訪れてみて下さい。
陸郷登波離橋愛護会のHPもご覧ください。
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